石川、松山はウッズと並び63位発進

[ 2014年1月24日 15:30 ]

第1ラウンド、2番でアプローチショットを放つ松山英樹

 米男子ゴルフのファーマーズ・インシュアランス・オープンは23日、カリフォルニア州ラホヤのトーリーパインズGCの2コース(パー72)で第1ラウンドが行われ、南コースを回った石川遼とタイガー・ウッズ(米国)、北コースを回った松山英樹は72で並び、首位と8打差の63位発進となった。

 予選2ラウンドで使う南北の2コースは難度が大きく違う。2008年全米オープン選手権を開催したメーンの南コースは全長7698ヤード。北より646ヤード長く、第1日の平均スコア74・449は4打近く多かった。

 10番スタートの石川は11番でダブルボギーをたたくなど、5ホールで3オーバー。この苦境で「イーブンまで戻そう」と自らに課し、実行した。15番で4メートルのバーディーパットを沈めて落ち着くと、残りはボギーなし。グリーンを安定して捉えて「イーブンパーで回れてひと安心」と胸をなで下ろした。

 石川によるとフェアウエーが軟らかくてショットの飛距離が出ず、グリーンは硬くて止まりにくい。この会場で通算8勝のウッズも「全米オープン選手権なみの難しさだ」と警戒していた。

 南を回った78人に限れば13番目のスコア。石川は「難しいコースでいいスタートができた。ウッズも同じスコア」と前向きに語った。難度が下がる北コースでの第2日に浮上を狙う。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2014年1月24日のニュース