テロ被害のロシア南部ボルゴグラードで聖火リレー イシンバエワ参加

[ 2014年1月21日 09:46 ]

 来月7日のソチ冬季五輪開幕に向けてロシア全土で行われている聖火リレーが20日、昨年12月末に連続爆破テロに見舞われたロシア南部ボルゴグラードで行われた。

 聖火は20日朝、列車で昨年12月29日のテロ現場となった鉄道駅に到着。ボルゴグラード市内の46キロにわたり257人が聖火をつないだ。同市内で行われた聖火点灯セレモニーには、ボルゴグラード出身で女子棒高跳びの世界記録保持者エレーナ・イシンバエワが参加した。

 聖火リレーは今後、ロシア南部ダゲスタン共和国など武装組織の活動が活発な地域で、厳戒態勢の下で行われる見通し。

 ボルゴグラードでは昨年12月末、鉄道駅やトロリーバスで連日自爆テロが発生、30人以上が犠牲となった。(共同)

続きを表示

2014年1月21日のニュース