クボタ立川理 門出の勝利ならず スーパーラグビー入り

[ 2014年1月19日 05:30 ]

<リコー・クボタ>前半、攻め込むクボタ・立川(左から2人目)

ラグビートップリーグ第2ステージ最終節第1日 クボタ13―28リコー

(1月18日 秩父宮)
 最終節4試合があり、B組のクボタはCTB立川理道(はるみち、24)がリコー戦に先発も、13―28で敗戦した。南半球の世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のブランビーズ入りが決まり、19日の出発前最後の試合となったが、白星で飾れなかった。B組は上位4チームが確定し、クボタ、近鉄、リコー、豊田自動織機が日本選手権の出場権を懸けてワイルドカードトーナメントに進出する。また、A組はヤマハ発動機が19―22でサントリーに敗れ、東芝のプレーオフトーナメント進出が決まった。

 後半25分に正確なキックパスでトライをアシストしたクボタの立川理は、自らの門出を祝う勝利こそ挙げられなかったが、「社員として留学制度を利用する。会社がサポートしてくれるのはありがたい」と感謝した。昨春、既にスーパーラグビーで活躍していたパナソニックのSH田中、フッカー堀江と日本代表でプレー。「行く前とプレーが違っていた。プレーの厳しさ、試合の理解度が進化していた」と感じ、挑戦を決意した。ブランビーズでも指導経験のある日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチの助けもあり加入が決まった。今後は練習に合流し、2月15日の開幕に向けてトップチーム入りを目指す。

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2014年1月19日のニュース