遼パット苦戦22位 ショットは好調パーオン率全体1位

[ 2014年1月19日 05:30 ]

11番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー ヒューマナ・チャレンジ第2日

(1月17日 米カリフォルニア州ラキンタ PGAウエスト・パーマーコース=6950ヤード、同ニクラウスコース=6924ヤード、ラキンタCC=7060ヤード、いずれもパー72)
 13位から出た石川遼(22=CASIO)はラキンタCCでプレーし、5バーディー、2ボギーの69で通算9アンダーと3つ伸ばしたものの、順位を22位に下げた。63の好スコアで回ったパトリック・リード(23=米国)が通算18アンダーまで伸ばし、初日からの首位を守った。

 グリーン上で苦戦した。インから出た石川は出だしの10番で1メートルを沈めてバーディーとすると、開始4ホールで3バーディーを量産した。しかし、14番で1Wを大きく曲げてボギーを叩くと、16番は3パットのボギー。その後も勝負どころでパターが決まらず、「タッチが合わなかった。自分で何が悪いのか分からないくらい良いパットは打てているけど…」と首をひねるしかなかった。予選の3日間は日々違うコースでプレーするだけに、毎日異なるグリーンに対応しきれなかったようだ。

 パットには悩まされたが、14番以外は全てフェアウエーをキープし、パーオン率は88・89%で全体1位となるなどショットは好調。気持ちを切り替えた22歳は「予選通過は大事な目標。通算8、9アンダーが通過のラインだと思うけど、そこは気にせず4バーディーは取りたい」と意気込んだ。

 

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