愛子、連戦に「心的疲労ある」 村田&遠藤も2回目進めず

[ 2014年1月17日 05:30 ]

決勝の2回目に進めず、腕組みをしてレースを見つめる上村愛子

 フリースタイルスキーW杯は15日、米国・レークプラシッドでモーグル第5戦が行われ、女子で予選14位の上村愛子(北野建設)は決勝の1回目で18・28点の13位、予選トップの村田愛里咲(行学学園教)は16・80点の16位でともに2回目進出を逃した。男子で予選を16位で通過した遠藤尚(忍建設)は決勝1回目に24・59点で7位に終わり、上位6人による2回目に進めなかった。男子はアレクサンドル・ビロドー(カナダ)、女子はジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ)がそれぞれ優勝した。

 結果よりも本番への課題を認識する上村だが、昨年末からレースと移動の連続で「練習する時間がない」と苦しんでいる。この日はエアで2度とも踏み切りや着地にミスが出て滑りとかみ合わなかった。

 4~15日に北米で4試合。「大会が続いて心的な疲労はあります」と打ち明けた。19日にカナダのバルサンコムで五輪前では最後のW杯が行われる。代表発表翌日の21日の帰国後に国内合宿の予定もあり「練習してから五輪に」と立て直しを期した。

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2014年1月17日のニュース