坂爪「やるしかない」右脚の回復順調 五輪代表合宿公開

[ 2014年1月6日 19:53 ]

ソチ冬季五輪のショートトラック代表合宿に参加した坂爪亮介(左)と坂下里士

 スピードスケート・ショートトラックのソチ冬季五輪代表が6日、長野県南牧村で強化合宿を報道陣に公開し、昨年9月下旬に右脚を骨折した男子の坂爪亮介(タカショー)は力強い滑りで順調な回復ぶりを示した。7日で開幕まであと1カ月の五輪を見据え「だいぶ脚に力が入るようになった。五輪まで時間は限られているが、やるしかない」と決意を語った。

 午前と午後に氷上での練習が行われ、リレーでメダルが期待される女子は男子と一緒に滑ってスピード強化に励んだ。昨年12月の代表選考会で全6種目を制覇した酒井裕唯(日本再生推進機構)は「いい感じで来ている。五輪に向けて、調子の波を小さくするようにしたい」と話し、10月下旬に右肘を脱臼した伊藤亜由子(トヨタ自動車)は「年末までのリハビリで痛みはなくなった。しっかり追い込んでいきたい」と意気込んだ。

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2014年1月6日のニュース