白鵬、新調まわしで始動 綱8年目「元気いっぱい」

[ 2014年1月4日 17:35 ]

 大相撲の横綱白鵬が4日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古始めを行い、新調した真っ白な稽古用のまわしで十両大喜鵬らと21番取った。昨年は4場所を制し、優勝回数を単独史上3位の27度とした。「去年から引き続き、元気いっぱいだ。大変なことだけど、ことしも千秋楽まで横綱として土俵を務める」と第一人者としての目標を掲げた。

 東京で過ごす例年と違い、年末年始の休みに沖縄へ旅行した。「街中で(新年の)カウントダウンを楽しくやった。力士は初場所が終わってからが正月といわれるが、バランスよく過ごしたと思う」と適度なリフレッシュになった様子だ。

 大鵬の持つ史上最多の優勝32度という大記録にも、ことし中に到達する可能性がある。横綱8年目に突入した28歳の白鵬は「プレッシャーの中で記録を達成していけば、いい年ということになる。けがに注意して今まで通りにやれば、結果は付いてくる」と余裕たっぷりに話した。

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2014年1月4日のニュース