神鋼、3連勝でPOに望み ラグビーTL第2ステージ

[ 2014年1月4日 17:34 ]

 ラグビーのトップリーグは4日、東京・秩父宮ラグビー場などで第2ステージ第5節第1日の3試合が行われ、上位8チームによるA組は昨季4強のパナソニックがキヤノンに53―3で大勝し、負けなしの5連勝で勝ち点を27に伸ばした。キヤノンは1勝4敗。神戸製鋼はNECに33―17で快勝し、3勝2敗で勝ち点17とした。NECは5連敗となった。下位8チームによるB組はクボタがNTTドコモを28―12で下した。

 神戸製鋼は第2ステージで2連敗後に3連勝。プレーオフ(PO)進出に望みをつないだ。苑田ヘッドコーチは「勝ち点5を取ることを目標に練習してきた」と納得の表情を見せた。

 アクシデントを乗り越えた。3日に東京・JR有楽町駅近くの火災で東海道新幹線が運転を見合わせたことで、チームは新大阪駅で約5時間も足止めされ、東京入りが大幅に遅れた。その影響で「体が重かった」と橋本主将。前半は出足が鈍く、苦戦を強いられた。

 ただ、体がほぐれてきた後半は本来の調子を取り戻し、強力FWを軸にトライを重ねた。橋本主将は「後半は要所で自分たちのラグビーができた」とうなずいた。

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2014年1月4日のニュース