葛西「完璧な体調」で2位、岡部落選 ジャンプ週間開幕戦予選

[ 2013年12月29日 09:55 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は28日、ドイツのオーベルストドルフでジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第9戦(HS137メートル、K点120メートル)の予選が行われ、41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が135メートルの151・2点で2位となった。4季ぶりに海外のW杯に出場した43歳の岡部孝信(雪印メグミルク)は63位で落選した。

 竹内択(北野建設)は126・5メートルの140・2点で10位、伊東大貴(雪印メグミルク)は14位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)は35位で、日本勢は4人が29日の本戦に進んだ。

 50人による本戦は予選の上位と下位が1対1で対戦し、各組の勝者と敗者の上位5人が2回目に進む。優勝は2回の合計得点で争う。

 ▼葛西紀明の話 完璧な体調でジャンプ週間に乗り込んできたという自信がある。練習でもいい飛躍ができているし、勝つという言葉が自分でも現実的な感じがする。

 ▼岡部孝信の話 駄目だった。(気持ちが)舞い上がってしまったところがある。助走路で体勢が後ろ気味になっていて、それが改善できなかった。

 ▼竹内択の話 調子は悪くない。日本チーム全体が好調なので、もしかしたら表彰台にみんなで乗れるかもしれない。そのために自分はやるべきことをやる。

 ▼伊東大貴の話 まだ調子がそこまで良くないので、どきどきしながら飛んでいる。ここまでの成績はまずまずだが、いい感触がまだつかめていない。

 ▼渡瀬雄太の話 最低限のことはできた。もうひと伸びがほしい。ジャンプ週間で飛べる喜びは感じている。ここでいいジャンプができたらいい。(共同)

続きを表示

2013年12月29日のニュース