小平 圧勝 憧れの人、岡崎と涙で健闘称え合う

[ 2013年12月29日 05:30 ]

女子500メートル、1位の小平

スピードスケート ソチ五輪代表選考会第2日

(12月28日 長野市エムウエーブ)
 女子500メートルを制した小平は「体が弾む感じがなかった」と反省を口にした。それでも低い姿勢と丁寧なスケーティングで2本とも1位と他を寄せ付けなかった。

 98年長野五輪で銅メダルを獲得した岡崎に憧れ、その背中を追ってきただけに「一緒に練習させてもらったこともあった。本当にありがとうございました」と感謝。岡崎からは「ソチも近くで応援したかった」とエールを送られた。新旧エースはレース後に涙を拭いながら、健闘を称え合った。

 ▽スピードスケートの五輪代表選考 代表は男子8人、女子10人が上限。男子500メートルの長島と加藤、女子500メートルの小平、女子5000メートルの石沢はW杯前半戦の成績により代表入りが確実。最終選考会となる今大会は各種目で優勝すれば原則的に代表となり、残る出場枠は団体追い抜きの編成やW杯の成績なども考慮して決める。代表は最終日の29日に発表される。

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