男子500で3位の及川「悔しい」反省の言葉繰り返す

[ 2013年12月28日 20:36 ]

五輪選考会男子500メートル 3位の及川佑

スピードスケート ソチ冬季五輪代表選考会第2日

(12月28日 長野市エムウエーブ)
 男子500メートルの及川は3大会連続の五輪出場が確実だが、加藤と長島の2強は脅かせなかった。定位置となっている3番手を抜け出せず「悔しい。実力不足。ふがいない」と反省の言葉を繰り返した。

 今季W杯で滑りを崩し、調子は万全ではなかった元日本記録保持者。「とてもじゃないけど、表彰台とか金メダルを狙うなんて言えない。2人を追い抜くつもりでやる」と、33歳で迎える五輪へ向け自らを奮い立たせた。

 ▼長島圭一郎の話 いつもと一緒でまだ(滑りの)コントロールができていない。センスがない。500メートルは内定していたので、早く1000メートルを滑りたい。

 ▼住吉都の話 (500メートルで)4枠の順位に入れてうれしいが、1番高いところを目指していた。力を出し切れず、反省点が残るレースだった。

 ▼神谷衣理那の話 ほっとした。緊張して自分の滑りを覚えていないが、力を出し切ったと思う。しっかりやることをやって五輪に臨みたい。

 ▼辻麻希の話 ここまで納得いかないことが多かったが、ようやく夢の舞台に近づけた。(五輪挑戦で)三度目の正直。五輪への強い気持ちを心掛けて臨んだ。

続きを表示

2013年12月28日のニュース