菊池　２位で姉妹出場グイッ！積極スタイル生きた

女子１５００メートルで２位に入り笑顔の菊池

スピードスケート　ソチ五輪代表選考会第１日 女子１５００メートル

（12月27日 長野市エムウエーブ）
　２位の菊池彩花（富士急）も初の五輪代表をほぼ手中にした。５人姉妹の四女・萌水（もえみ）はショートトラックで五輪代表を決めており、姉妹で五輪に臨むことになる。

　レースはスピードのある同走の小平を追う形になったが「離されても落ち着いていこう」と冷静に運び、最後の直線で振り切った。混戦が予想された同種目で他の選手に硬さが見られる中、「積極的なレースのスタイルができた」と胸を張った。それでも、７００メートルを通過したあたりから足が止まったことを明かし「相手というより自分との戦いだった。優勝できなかったということは、まだやるべきことがあるということ」と課題も口にした。

　【女子】　▽１５００メートル　（１）田畑真紀（ダイチ）１分５９秒０５（２）菊池（富士急）１分５９秒３９（３）押切（富士急）１分５９秒６４（４）高木菜（日本電産サンキョー）１分５９秒６７（５）高木美（日体大）１分５９秒９３（６）小平（相沢病院）２分０秒４２