羽生 願い事は憧れプルシェンコと五輪競演 きっかけは7歳の時

[ 2013年12月25日 05:30 ]

エキシビションのオープニングに登場した羽生

エキシビション

 夢舞台で憧れのスケーターを待つ。全日本選手権男子で連覇を達成し、初の五輪代表を決めた羽生結弦(ゆづる、19=ANA)は、7歳の時にプルシェンコとヤグディン(ともにロシア)が争った02年ソルトレークシティー五輪をテレビで見て「凄く夢を持つきっかけになった」と言う。

 憧れているプルシェンコは06年トリノ五輪金メダル、10年バンクーバー五輪銀メダルで、引退の花道に地元・ロシア開催のソチ五輪出場を狙っている。「もし一緒になる機会があればスケーターとしてやってみたい。一緒に立てたら、凄く幸せだと思う」。ロシアの男子出場枠は1で、くしくもプルシェンコはこの日開幕したロシア選手権ショートプログラムで首位に立った。最初で最後の激突を熱望している19歳の願いが実現に一歩近づいた。

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2013年12月25日のニュース