日馬が5場所ぶり東横綱に 新十両は魁だけ 初場所番付

[ 2013年12月24日 06:33 ]

番付表を手にする東横綱の日馬富士

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月12日初日、両国国技館)の新番付を発表し、2度目の綱獲りに挑む大関・稀勢の里が7場所連続で東の正位を維持した。11月の九州場所で13勝した。

 九州場所で5場所ぶり6度目の優勝を果たした日馬富士が3月の春場所以来となる東横綱に戻り、28度目の優勝を狙う白鵬が西に回った。

 2場所連続の途中休場で負け越した琴欧洲が大関から陥落し、2005年九州場所以来の関脇で西に座った。今場所10勝すれば大関へ復帰できる。豪栄道は昭和以降2番目に長い11場所連続の関脇で東を守った。

 他の大関は大胸筋断裂で九州場所を途中休場した琴奨菊が東で、2度目のかど番で臨む。鶴竜は西で、大関が3人以下になるのは11年秋場所以来。小結は返り咲きの妙義龍が東、関脇から転落した栃煌山が西となった。

 新入幕はモンゴル出身の2人で、貴ノ岩は貴乃花部屋から初となった。鏡桜は初土俵から所要62場所と外国出身者で2番目に遅い入幕を果たした。里山は史上最も間隔の長い38場所ぶりの幕内復帰で、先場所十両優勝の千代鳳も再入幕。

 新十両はモンゴル出身の魁(さきがけ)だけで、荒鷲、栃飛龍、隆の山、佐田の海が関取に復活した。

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2013年12月24日のニュース