鈴木明子 逆転で初優勝!ソチ代表決定 真央3位、美姫7位

[ 2013年12月23日 20:14 ]

<フィギュアスケート全日本選手権女子フリー>鈴木は演技終了後、会心のガッツポーズを見せる

 ソチ五輪最終予選会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権最終日は23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子はショートプログラム(SP)2位の鈴木明子(28=邦和スポーツランド)がフリー、トータルで自己最高得点をマークして初優勝を飾り、ソチ五輪代表を決めた。

 SP首位の浅田真央(23=中京大)はジャンプに精彩を欠き3位に終わった。2位は村上佳菜子(19=中京大)。安藤美姫(26=新横浜プリンスク)はジャンプの失敗などが響き7位だった。

 鈴木は冒頭の3回転フリップからの3連続ジャンプを決めると、続くジャンプも次々と決め、ステップでも観衆から手拍子が起きる会心の出来、スタンド総立ちの完璧な演技を見せ、フリーとトータルで自己ベストとなる200点超えを果たした。

 村上は最初の連続3回転トゥループをこなすと、ルッツ、ループもクリア。後半のジャンプも安定し、終盤の3連続ジャンプも決めて観衆を魅了した。鈴木同様フリーとトータルで自己ベストで200点を上回った。

 浅田は2度のトリプルアクセルに挑戦したが、いずれも決められず連続ジャンプもいまひとつ精彩を欠いた。ステップ、スピンで盛り返したが逆転を許した。

◇女子最終順位◇
(1)鈴木明子(邦和スポーツランド)合計215・18(SP70・19、FS144・99)
(2)村上佳菜子(中京大)合計202・52(SP67・42、FS135・10)
(3)浅田真央(中京大)合計199・50(SP73・01、FS126・49)
(4)宮原知子(関大高)合計191・58(SP66・52、FS125・06)
(5)今井遙(ムサシノク)合計186・16(SP60・63、FS125・53)
(6)本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)合計176・31(SP59・25、FS117・06)
(7)安藤美姫(新横浜プリンスク)合計171・12(SP64・87、FS106・25)

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