町田「解放感がある」体調崩すも会心演技で五輪切符確実に

[ 2013年12月22日 23:22 ]

男子フリーで火の鳥を舞う町田

フィギュアスケートの全日本選手権第2日・男子フリー

(12月22日 さいたまスーパーアリーナ)
 町田樹(23=関大)がフリーで「火の鳥」を演じ切り、277・04点で2位に入り、初の五輪切符をほぼ確実とした。

 冒頭の4回転トーループではよろけたが、何とか着氷するとトーループの4―2回転のコンビネーションに成功。終盤までジャンプはほぼノーミスにまとめ、国際大会の自己ベスト265・38点をはるかに上回る277・04点をマークした。「スケート人生最大の全日本が終わった解放感がある」とほっとしたように語る町田だが、「実は体調を崩していた」と明かした。

 今季、GPシリーズでは2連勝も、ファイナルで4位と表彰台を逃した。そのため、全日本選手権に向け猛練習を続けた結果「今季7戦目でハードだったと思う。(大会前に)全身がむくんで倒れて動かなくなり、病院に行ったら極度の疲れと言われた。それくらい練習した」(秦安曇コーチ)状態となった。大西勝敬コーチも「大会前は疲労で血行が悪くなり、脚も上げられない状態だった。滑ることも回ることもできず、氷の上で涙を流していた。よくやったと思う」というほどだった。

 だが、その努力が実を結び、勝負の銀盤で最高の演技を見せた。演技後に大西コーチと抱き合った町田は初の全日本の表彰台に立ち「恋い焦がれたメダルで、とても幸せ」と笑顔を見せた。だが、23日に発表されるソチ五輪代表選手選考の結果で、さらに大舞台が待っている。

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