渡利が新女王 先輩・伊調馨は59キロ級に下げ“不在”

[ 2013年12月22日 05:30 ]

女子63キロ級決勝で伊藤(左)を破り優勝した渡利

レスリング全日本選手権

(12月21日 東京・代々木第2体育館)
 <女子63キロ級>伊調馨(ALSOK)が59キロ級に下げたことで女王不在となった中、至学館大の後輩の渡利が頂点に立ち「一番上にずっと憧れていた。率直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 松江市出身の22歳。伊調には高校時代から胸を借り「ずっと遊ばれていた」と分厚い壁を痛感していた。来年以降は大先輩がどの階級で勝負するか不透明だが、63キロ級は3年後の五輪で存続する。「チャンスが広がった。でも馨先輩が戻ってきたら勝つつもりで練習する」と威勢が良かった。

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2013年12月22日のニュース