町田 会心2位発進「きょうは自分のことを誇りに思う」

[ 2013年12月22日 05:30 ]

SPで自己最高の得点を出した町田

フィギュアスケート 全日本選手権第1日・男子SP

(12月21日 さいたまスーパーアリーナ)
 フィニッシュで突き上げた左手が、ゆっくりと拳を固めながら下がってくる。歓声を浴び、今度は右手で何度もガッツポーズ。93・22点はスケートアメリカの91・18点を上回った。五輪代表争いで羽生、高橋に次ぐ3番手グループにいた町田が2位と好発進。

 「大きなミスなく演じ切れたことがうれしい。普段は自分のことを好きじゃないけど、きょうは自分のことを誇りに思う」と訴えた。

 11月のロシア杯以降、SPは大スランプに陥っていた。GPファイナルは65・66点で最下位。練習でもミスを連発し「凄く不安だった」と振り返るが、大一番で底力を見せた。冒頭の4―3回転を決めると、大歓声に乗ってほぼ完璧な演技を披露。「全身全霊を込めてやった」と胸を張った。

 22日のフリーは昨季と同じ曲だが、今の町田にしか表現できない「火の鳥」で勝負をかける。「氷の上で倒れてもいいくらい強く演じたい。あした(22日)は新たな“町田樹”をつくって、舞台に立ちたい」。携帯電話の待ち受け画面は、宇宙にきらめく無数の星々。「ビッグバンですよ。ボクの“火の鳥”は宇宙まで飛ぶ」。町田なら飛べる。全日本を滑走路に、夢の舞台へ――。

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