フェンシング協会 文科省に不正請求の900万円返還

[ 2013年12月20日 21:38 ]

 日本フェンシング協会は20日、文部科学省の有望選手強化事業で架空の領収書を作成して宿泊費を水増し請求していたことが分かり、約900万円を返還したと発表した。不正経理をした事務局長の契約を20日付で解除し、告訴も検討する。

 協会が設置した第三者委員会によると、遠征先での宿泊費は協会が直接支払っていたが、選手やコーチに1泊2万円の領収書を書かせ、実際より多く支出したように見せかけていた。

 問題があったのは文科省が日本スポーツ振興センター(JSC)を通じて実施する「メダルポテンシャルアスリート育成システム構築事業」で、国費で将来の五輪メダリスト育成を図る。協会が同事業に参加したのはことし1月からで、調査を終えた2012年度の3カ月で、延べ約60人分の不正があった。13年度分の調査が進めば、さらに返還額が増える可能性がある。

 不正はことし8月に海外遠征に同行したJSCの関係者が、事務局長に領収書への記入を求められ、不審に思ったことで発覚した。

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