駒大3冠へ箱根も先手必勝 最強3年生コンビ往路投入へ

[ 2013年12月19日 05:30 ]

箱根は任せろと言わんばかりにジャンプする3年生コンビ村山(左)と中村

 史上4校目の大学駅伝3冠は3年生コンビが往路で決める!第90回箱根駅伝(1月2、3日)で6大会ぶりの優勝を狙う駒大が18日、東京都世田谷区の玉川キャンパスで会見を行った。今年は10月の出雲、11月の全日本と圧倒的な強さで連勝。その原動力となったのが中村匠吾、村山謙太の3年生コンビだ。箱根でも往路に投入される見込みで“必勝パターン”に大八木弘明監督(55)も期待を込めている。

 出雲では1分6秒、全日本では3分10秒と2位に大差をつけて圧勝した駒大が、大学駅伝3冠に挑む。大八木監督は「5区までに(昨年区間賞の服部がいる)日体大に1分30秒~2分の差をつけたい」と話した。もちろん、その言葉を実現する戦力が整っているからこそ描く青写真。裏付けとなるのが、今季の駅伝無敗を誇る2人の3年生の存在だ。

 出雲、全日本と2大会連続で1区区間賞を獲得し流れを引き寄せた中村と、2大会連続区間新の村山。普段は授業も食事も一緒の仲良しだが、走ることに関しては猛烈なライバル心を燃やす。今春の日本選手権1万メートルで5位入賞した中村が「駒大初の(1万メートル)27分台をどちらが出すか、村山には負けたくない」と言えば、春先は故障で出遅れた村山は「(主将の)窪田さんと中村がダブルエースと呼ばれたことにショックを受けたから、駅伝では結果を残したかった」と話す。2人が競い合うことで「想定以上に伸びた」(大八木監督)ことが、チーム充実の理由の一つであることは間違いない。

 最長区間の5区山上りは現時点では未定。前回Vの日体大が服部という大砲を抱えるだけに、駒大の覇権奪回のカギは序盤の走りにかかる。「チームに流れをもってくる走りが求められると思う」と表情を引き締めた中村と「もともと箱根を目標にしてきた」とリラックスした笑顔の村山が、過去2レースの再現をすれば、史上4校目の3冠がグッと近づく。

 ▼学生駅伝3冠 出雲全日本大学選抜、全日本大学駅伝に箱根を加えたもの。同一シーズンに3冠を達成したのは1990年度の大東大、2000年度の順大、2010年度の早大の3校しかない。

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