東洋大 全学挙げて箱根駅伝壮行会 王座奪回で“鉄紺の輪”作る

[ 2013年12月12日 20:25 ]

 正月恒例の箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶりの王座奪回を目指す東洋大学が12日、全校を挙げての壮行会を行った。

 この壮行会は、10日から行われた選手がつなぐタスキと同じ鉄紺のスクールカラーを身につけ、箱根駅伝出場選手を応援する学内イベント「鉄紺Days」の最終日に開催され、内外から1700人が集まった。ステージに登壇した、監督・選手16人にエールが送られ、会場の白山キャンパス(東京都文京区)から、板倉、朝霞、川越の各キャンパスにも同時中継された。

 同校陸上部長距離部門監督で駅伝の指揮を執る酒井俊幸監督は「今回のチームは設楽兄弟を主軸とした上級生主体のチーム。一丸となってぜひ先頭で往路も復路も走り抜けたい。目標はゴールで“鉄紺カラー”の輪を作りたい」とあいさつ、設楽啓太主将は「自分はまだキャプテンらしい走りが出来ていない。箱根ではしっかりとした走りをしてチームに貢献したい」と抱負を述べた。

 東洋大は今年の89回大会では日体大に続く2位となり、連覇を惜しくも逃した。今季は最後の箱根となる双子の設楽兄弟を中心に3、4年生がエントリーメンバー16人中11人を占める経験重視の構成でリベンジを狙っている。

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2013年12月12日のニュース