ナブラチロワさんがロシアを批判“IOCは抑圧見ぬふり”

[ 2013年12月11日 07:54 ]

 女子テニスの往年のスター、マルチナ・ナブラチロワさん(米国)ら同性愛者であることを公表しているスポーツ界の2人が国連本部で10日記者会見し、2月にソチ冬季五輪を開くロシアの同性愛宣伝禁止法について、国際オリンピック委員会(IOC)は人権抑圧を見て見ぬふりしていると批判した。

 同法は公の場で同性愛を宣伝する行為を禁じ、差別だとして国際的な批判が強い。IOCはロシア政府から「五輪は適用外」と確約を得ており開催に支障はないとしているが、ナブラチロワさんは「選手の安全」確保を求め「(五輪開催の)3週間が過ぎたらどうなるのか」と指摘。閉幕後は同性愛者の権利や平等をアピールした選手が処罰され得るとの懸念を示した。

 米プロバスケットボールのNBAで活躍したジェーソン・コリンズさんは「(ロシア政府に)抑圧をやめさせるため国際社会はもっと圧力をかけることが可能だ」と訴えた。

 一方2020年の東京五輪をめぐりナブラチロワさんは会見後、共同通信に「7年後、日本でも世界でも状況が変わっていることを望む」と述べ今後の同性愛差別撤廃に向けた日本や国際社会の努力に期待を示した。(共同)

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