IH女子代表が合宿公開 大沢「まとまっている」

[ 2013年12月10日 19:54 ]

公開されたソチ五輪に向けたアイスホッケー女子日本代表の強化合宿

 ソチ冬季五輪に出場するアイスホッケーの女子日本代表が10日、北海道苫小牧市での強化合宿を公開し、相手の反則で数的優位となるパワープレーでの動き方を確認するなど実戦的な練習を行った。飯塚祐司監督は「選手のモチベーションもすごく上がってきている」と手応えを語った。

 開催国枠で出場した長野五輪以来4大会ぶりの大舞台。多くの報道陣が見守るなど注目を集め、4日に代表メンバーが決まったことで気分は一層高まったようだ。五輪最終予選で主将を務めた大沢ちほ(三星ダイトーペリグリン)は「まとまってきている実感はある」と述べた。

 15日までの合宿では男子高校生との練習試合などでレベルアップを図る。飯塚監督は「大きく役割を変えることはない」と話し、主将には大沢が選ばれる見込みだ。五輪までの日数をカウントダウンしているという21歳の若きリーダーは「あっという間に(約)60日」と表情を引き締めた。

 チームは来年1月にも苫小牧などで合宿し、1月下旬のチェコ遠征を経てソチに入る。

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