体操協会、大阪のクラブを厳重注意 女性コーチが選手を平手打ち

[ 2013年12月5日 22:04 ]

 日本体操協会は5日に常務理事会を開き、指導者による暴力やパワハラがあった大阪市内の体操クラブに厳重注意処分を科した。同クラブの独自調査で女性コーチが3人の女子選手に平手打ちなどをしていたことが判明し、協会に報告した。このコーチは12月末で退職する。

 また、11月のトランポリンのジュニアの世界選手権(ソフィア)で男性コーチが男子選手に平手打ちをしたと選手団団長から報告があり、コーチと団長を厳重注意とした。渡辺守成専務理事は「協会は暴力撲滅に積極的に取り組んでいる。いずれも(当事者からの)自己申告。自浄作用は働いている」と述べた。

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2013年12月5日のニュース