2位後退も孔明サバサバ「松山はやっぱりパットうまい」

[ 2013年12月1日 05:30 ]

小田孔明は17番でバーディーパットを沈める

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第3日

(11月30日 高知県安芸郡芸西村 Kochi黒潮カントリークラブ(7316ヤード、パー72)
 大会2度制覇の“ミスター・カシオ”は13番で3パットのボギーを叩くなどパットに苦しんだ。松山と並んで出て、2差をつけられた小田孔は「松山は怪しいパットを入れて僕はそれを外した。きょうの2打差はその差かな」とサバサバと振り返った。

 最終組の“実力者マッチ”に発奮した。松山とそろっての連続バーディー発進は燃える材料になり、ノーボギーでジワリと追い上げた池田の存在も刺激になった。「3人で競り合って戦えたのは楽しい。松山はやっぱりパットがうまい。勇太は総合的にうまいし、自分に足りないところが見えた」。

 数字上は2連勝すれば逆転賞金王の可能性を残しているが、現実的には厳しい。それは本人が一番分かっている。最終日は、“ストップ・ザ・松山”に全力を尽くす。「簡単に勝たせたら面白くない。そこは食い下がりたい」。優勝しても、松山が3人までの2位タイなら、今大会で賞金王が決まる。たとえそうなろうとも、先輩プロとして、ルーキーに一矢報いるべく、優勝だけは阻止する。ラスト1日。ピンをデッドに攻めていく。

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2013年12月1日のニュース