藤原“愛馬”の雪辱走だ「アラタシャチョウ」は6戦未勝利

[ 2013年12月1日 05:30 ]

志半ばでターフを去ったアラタシャチョウの分まで激走を誓った藤原

 アラタの分まで新(あらた)が駆ける。1日号砲の福岡国際マラソン(平和台陸上競技場発着)を前に、ロンドン五輪代表の藤原新(32、ミキハウス)が30日、福岡市内で最終調整を行った。

 ミキハウスの木村皓一社長は昨年、日本中央競馬会(JRA)で所有する牡馬に、藤原へのエールを込めて「アラタシャチョウ」と命名。6月にデビューした同馬だが、6戦0勝と振るわず10月10日付で登録を抹消された。結果が出なければ淘汰(とうた)されるのは、プロとして活動する藤原も同じ。「勝負の世界は厳しい。仕方ないですね…。彼(アラタシャチョウ)の分まで僕が頑張りますよ」。今大会で好成績なら、来年4月に日本陸連が編成するナショナルチーム(NT)入りも有力。「みんなで競い合う練習もできるし、ぜひ(NTに)行きたい」と気合を入れていた。

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2013年12月1日のニュース