孔明 松山に待った!「好きなコース」“安芸”で“秋男”が意地

[ 2013年11月30日 05:30 ]

10番でティーショットを放つ小田

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第2日

(11月29日 高知県安芸郡芸西村 Kochi黒潮カントリークラブ=7316ヤード、パー72)
 そう簡単に賞金王の座は渡さない。小田が松山に待ったをかけた。「今週はドライバーショットもそこそこ真っすぐ飛ぶし、アイアンも切れている」。10番パー5は同組の選手が刻んでバーディーを狙う中、小田は残り265ヤードの第2打を3Wでピン左4メートルに乗せてイーグルを奪った。

 08、09年と連覇を飾った相性のいい大会とあって「好きなコースだし、距離感がつかみやすい。普通に回ればアンダー(パー)が出る」と好感触を得ている。加えて「俺の秋ですよ。秋になると稼げる自信がある」とニヤリ。その言葉通り、直近10試合で優勝1回、トップ10入り5回と調子は上向きだ。「(秋頃に)ちょうど良い具合に仕上がってくるんでしょうね」と笑う。

 現在、賞金ランクは4位で、トップの松山とは約6660万円差だ。逆転賞金王への意気込みを問われると「難しいですよね。松山も稼ぐわけで。ちょっときついけど、可能性がないわけじゃない以上はそこを目指して頑張るだけ」。高知県“安芸”郡で“秋男”が賞金王レースをかき回す。

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2013年11月30日のニュース