韓国相撲で八百長騒動 伝統競技も…ファンに衝撃与える

[ 2013年11月29日 19:16 ]

 シルム(韓国相撲)で八百長騒動が起きた。韓国スポーツ界ではここ数年、プロのサッカー、野球、バスケットボール、バレーボールと八百長が続発。今度は伝統競技かとファンに衝撃を与えている。

 韓国メディアによると昨年1月、群山で開かれた正月壮士大会の金剛級(90キロ以下)決勝で、A選手が全国大会を7度制したベテランのB選手を3―2で下して優勝した。ことし11月中旬、全州地検は「八百長に関与した疑いがある」として、2人を国民体育振興法違反の容疑で逮捕した。

 朝鮮日報は「A選手はB選手に2000万ウォン(約190万円)を渡しただけでなく、それ以前に対戦した強豪にも金品を贈ったと検察が明らかにした」と伝えた。A選手は優勝歴のないことがチームとの再契約に不利になると心配し、かつて同じチームにいたB選手が助けようとした。それが八百長の発端だったという。

 韓国シルム協会の朴勝翰会長は、ソウルで急きょ記者会見を開いた。「国民に申し訳ない。協会の全ての人間が骨を削る覚悟で対策を立てる」と頭を下げ「事実と分かれば、関連した者を永久除名などにする」と厳罰で臨む方針を示した。

 多くのスター選手がいた1980年代に脚光を浴びたシルムはその後、プロチームの解団などで沈滞。最近はテレビ向けに短時間で勝負がつくようルールを改正するなどの人気回復策を打ち出していた。複数のメディアは、今回の八百長に事件当時は高校チームの監督で、現在は協会幹部を務める人物も関与している疑いがあると報じた。(共同)

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