森田 後半失速14位…賞金女王争い“痛み分け”発進

[ 2013年11月29日 05:30 ]

5番、ティーショットを待つ森田(右)と横峯

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第1日

(11月28日 宮崎県宮崎市 宮崎カントリークラブ=6451ヤード、パー72)
 第1ラウンドは“両者痛み分け”となった。賞金ランク1位の森田理香子(23=リコー)は9番パー5でイーグルを奪う見せ場もありながら7ボギーを叩いて2オーバーの74。約280万円差を追う同2位の横峯さくら(27=エプソン)と並び、首位と5打差の14位発進した。大山志保(36=大和ハウス工業)、吉田弓美子(26=イーグルポイントGC)ら4人が3アンダーの69で首位に立った。
【第1R成績】

 残り213ヤード。森田は9番パー5の2打目を3Uで右からの風に乗せた。ピンに向かって飛んだが、拍手も少なく「ちょっと大きいかと思ったけど行ったら近くて、寂しいですね」と苦笑い。気を取り直して臨んだ2メートルのイーグルパットを沈めると、この時ばかりは歓声が湧き起こった。この後3アンダーまで伸ばしながら、4連続ボギーで失速。2オーバーまで落とし「へこみます。いい時ばかりじゃないとあらためて思いました」。安定感を欠いた内容を悔やんだ。

 横峯と回る直接対決。ラウンドは好敵手とは会話もなく緊張感も漂ったが、プレーには余裕があった。13、14番とボギーを叩いて迎えた15番。グリーンをオーバーした2打目はカラーとラフとの境目に止まった。すると、3Uをパターのように使って転がした。タイガー・ウッズが得意とする“新技”はピンを通過してボギー。だが「打ったことなかったけど、次は大丈夫です」と新たな技の習得に意欲を見せる余裕と自信がみなぎった。

 残り6ホールで5ボギーを叩いても動じる様子はない。今季11度目となった横峯との直接対決はともに74の同スコアに終わったが、賞金ランクで相手に約280万円差をつける現状での“引き分け”は女王争いでの勝利を意味する。ホールアウト後はパットの練習を行った後、牛肉の品質を争う“全国和牛コンテスト”で2年連続の日本一となった宮崎牛のバーベキュー会場に直行。岡本門下生の服部らと「英樹」と命名された最高級のブランド肉をペロリと平らげ、残りラウンドに向けてのスタミナをつけた。

 マイペースで臨む残り3日間。「ショットもパットも距離感が大事だなと思ったし、きょうはごちゃごちゃしたけど、あしたにつながるゴルフだと思った」。余裕をうかがわせる23歳が女王への階段を着実に上っていく。

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