先代師匠の魁傑からしこ名 10年半で新十両の魁が喜び語る

[ 2013年11月27日 18:59 ]

新十両昇進が決まった魁(左)と師匠の芝田山親方

 大相撲初場所(来年1月12日初日、両国国技館)での新十両昇進が決まった魁(さきがけ、27)=本名ヤガーンバートル・バトトゥング、モンゴル出身、芝田山部屋=が27日、福岡市内で記者会見し「(同郷の)みんなが先に(十両へ)上がっていくので、自分も上がりたかった。ホッとした」と喜んだ。

 放駒部屋に入門し、しこ名は先代放駒親方(元大関・魁傑)の現役時代の名前からもらった。10年半で関取の座をつかみ「迷いなく前に出ている。できるだけ上にいきたい」と意欲的だった。

 先代の定年、今年2月に部屋の合併で転籍した。芝田山親方(元横綱大乃国)は「ここで気持ちを入れ替え、今まで以上に稽古しなければならない」と厳しい言葉で弟子を激励した。

続きを表示

2013年11月27日のニュース