康生監督「五輪への道始まる」 柔道GS東京の練習公開

[ 2013年11月27日 16:46 ]

グランドスラム東京大会に向け、練習する中矢力

 柔道のグランドスラム東京大会(29日~12月1日・東京体育館)に出場する日本代表が27日、東京都文京区の講道館で練習を報道陣に公開し、男子の井上康生監督は「日本で唯一の国際大会なので重要視している。ここから五輪への道がスタートする」と3年後のリオデジャネイロ五輪を早くも意識した。

 今夏の世界選手権覇者で唯一の出場となる男子60キロ級の高藤直寿(東海大)らが打ち込みなどで調整した。井上監督は同選手権でメダルを逃した81キロ級~100キロ超級代表について「闘う心を前面に出してほしい」と奮起を促した。

 女子はロンドン五輪57キロ級覇者の松本薫(フォーリーフジャパン)や世界選手権48キロ級2位の浅見八瑠奈(コマツ)が欠場するなど、寂しい陣容で臨む。優勝者なしに終わった同選手権からの出直しを図る南條充寿監督は「目標は金メダル4個以上」と宣言した。

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2013年11月27日のニュース