宮里藍「本当に自分らしくいれた」苦闘の1年、前向きに振り返る

[ 2013年11月27日 11:57 ]

自身のブログで今シーズンを振り返った宮里藍

 女子ゴルフの宮里藍(28=サントリー)が27日、自身のブログを更新。今シーズンは5年ぶりに優勝なしに終わったが、「結果に左右されず、毎日同じ自分で、ひとつひとつ努力してきた事に変わりありません」と前向きに振り返った。

 宮里は24日、米女子ツアーの今季最終戦・タイトルホルダーズ最終日を胃痛で棄権。08年以来5年ぶりの0勝に終わり、09年から続いていた米ツアーでの勝利も途切れた。

 体調については「徐々に良くなってきています」と報告。この1週間は「食べれなかったり、食べれたとしてもスープで液体で過ごした長い毎日」だったと明かし、「日曜日はそのままの状態でまわると、危険と判断した為に、やむを得ず大会を棄権しました」と無念のリタイアの理由をつづった。

 今季は20試合に出場し、RRドネリー・ファウンダーズ・カップの2位が最高。宮里は「私としては本当に自分らしくいれた1年だったと思っています。結果に左右されず、毎日同じ自分で、ひとつひとつ努力してきた事に変わりありません」と振り返り、「そんな中でも、勝つ事は本当に難しいです。でもこれも勉強。常に自分との戦いです。新しい自分を知れたと思っています」と苦悩の日々も糧にしていくことを誓った。

 また、上田桃子(27=フリー)が米ツアーのシード権を失い来季は基本的に国内に専念することにも触れ、「私個人としては、複雑な気持ちです」と吐露。それでも「どんな形であれ、自分の納得のいく環境で、納得のいくまで自分とゴルフと向きあうべきだと思います。私の中で桃子は大事な友達でもあり、戦友でもあるので、彼女が出した決断を心から応援したいと思います!!」と苦楽をともにした仲間にエールを送った

 米ツアー9年目となる来季に目を向け、「私は、私でしかいれないのですが、より自分のゴルフを磨く為に、自分自身を磨く為に、またこのオフしっかりとフィードバックして早めに始動したいと思っています!!」と決意を明かした宮里。ファンやスポンサーへの感謝の言葉をつづり「本当に、今シーズンもありがとうございました!!」とブログを締めている。

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2013年11月27日のニュース