遠藤 “ガンダム風”新化粧まわしで巻き返す!

[ 2013年11月27日 05:30 ]

 大相撲の幕内・遠藤(23=追手風部屋)に新たな化粧まわしが贈られることが分かった。贈呈するのは建設機械大手の日立建機。同社と遠藤の故郷・石川県穴水町の建設会社に縁があり実現した。

 デザインは同社が誇る双腕作業機「ASTACO」がモチーフ。このマシンは人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する「モビルスーツ」の概念に近いことから、業界内外で「ガンダム建機」とも言われている。2つの腕を駆使し、つかんで持ち上げるなどの複雑な作業が可能な世界で唯一の大型作業重機。瓦礫(がれき)撤去などの任務に適し、東日本大震災での緊急出動で注目を集め、ロボット愛好家たちの間で人気急上昇中。角界の将来を背負い、“双腕”の四つ相撲が得意な遠藤にぴったりだ。

 遠藤は左足首痛もあって九州場所で入門以来、初めて負け越したが、来年は心機一転、強力な“モビルスーツ”をまとって巻き返しを図ることになる。贈呈式は同社の関連会社、日立建機日本(埼玉県草加市)の本社で来月15日に行われる。

続きを表示

2013年11月27日のニュース