松山 果報は寝て待つ!賞金王へ“ノーラウンド調整”

[ 2013年11月27日 05:30 ]

まだ眠い?練習であくびをする松山

 男子ゴルフのカシオ・ワールドオープン(28日開幕、高知・Kochi黒潮CC)に出場する松山英樹(21=東北福祉大)は26日、余裕?の“ノーラウンド調整”をした。午前中に3時間ほど、クラブを一通り打ってコースから撤収した。

 この大会は過去4回(全てアマ)出場して、最高成績は昨年の28位。予選落ちは2回と、これまでの怪物っぷりからすると、寂しい数字になっている。いくら高知・明徳義塾時代からよく知るコースといっても、苦手意識を払しょくするためにコースチェックをしてもよさそうなもの。松山はラウンドをしない理由を聞かれると「自分がしていないことがあるからです」とけむに巻き、さらに「していないこと」を問われると、「寝ることです」と答えた。最近は体調不良もあって一時の勢いがないだけに休養を優先したようだ。

 賞金ランク1位を走る松山は2位の金亨成(韓国)とは約4295万円差。今週は勝てば文句なし、勝てなくても2位以下の選手に4000万円以上の差を保てば賞金王が確定する。賞金王については「今は意識していない。優勝すれば決まるので、優勝を目指すだけです」ときっぱり。優先すべきは疲労回復。果報は文字通り寝て待つ。

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2013年11月27日のニュース