14歳・平野 来月W杯第3戦次第で代表内定も

[ 2013年11月27日 05:30 ]

会見で五輪に向けた抱負を語る平野歩夢

 スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(14=バートン)が金メダルを照準に定めた。都内で行われた日本チームの合同合宿で「この年で五輪に出られることはなかなかないこと。チャンスだと思っている。金メダルを目標にしたい」と決意を新たにした。

 これまで年齢制限で出場できなかったW杯に今季初参戦し、8月の開幕戦では全種目を通じて史上最年少優勝を達成。「自信になった」と手応えをつかむとともに、五輪メダル候補となった。現在はW杯第3戦(12月18~22日、米コロラド州コッパーマウンテン)に向け、国立スポーツ科学センター(JISS)の低酸素宿泊室で過ごし高地順化を行っている。上島しのぶヘッドコーチによれば、W杯第3戦の結果次第では年内に五輪代表に内定する可能性もあるという。期待の新星がまずは代表切符を取りに行く。

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2013年11月27日のニュース