日本グラチャン5戦全敗 獲得セットわずか1

[ 2013年11月25日 05:30 ]

第3セット、ポイントを奪われる日本

バレーボールワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会最終日

(11月24日 東京体育館)
 日本はアジア選手権覇者のイランに0―3で敗れ、初の5戦全敗で勝ち点なしとなった。攻守に精彩を欠いて相手の強打やジャンプサーブに対応できず、4戦連続ストレート負けの最下位で、今季の国際試合を終えた。世界ランキング1位のブラジルは同3位のイタリアを3―2で破り、4勝1敗の勝ち点12で3大会連続4度目の優勝となった。

 日本は最終戦でも完敗し、5試合で獲得セットはわずか1。サトウ監督は「100%自分の責任。(就任して)時間がない中、厳しい戦いだった」と振り返った。山村主将は「同じアジアのイランに勝たないと五輪は見えてこない」と漏らし、チーム最多9本のスパイクを決めた福沢は「世界との差はロンドン五輪世界最終予選の時よりも広がっていると思う」と嘆いた。桑田美仁GMは「長い目で見ていく方向性に変わりない」と監督続投を明言も、チームの不振は深刻な状況だ。

続きを表示

2013年11月25日のニュース