11勝の勢が初敢闘賞「当たって攻めることできた」

[ 2013年11月25日 05:30 ]

支度部屋でポーズを決める技能賞の千代大龍(左)と敢闘賞の勢

大相撲九州場所千秋楽 

(11月24日 福岡国際センター)
 九州場所の三賞選考委員会が福岡国際センター内の記者クラブで行われ、11勝を挙げた勢が初の敢闘賞。千代大龍が初の技能賞に輝いた。殊勲賞は5月の夏場所以来3場所ぶりに該当者なし。

 初の敢闘賞を獲得した勢は、取り直しの末に豊ノ島を下手投げで破り11勝目を挙げた。「今場所は立ち合いで当たって攻めるということができた」と自らの成長を実感。千秋楽の取組前に三賞受賞が決定。報道陣から「もしも千秋楽の勝利が三賞獲得の条件だったら?」と問われると「パニックになってましたよ」と笑った。三役を狙う27歳は「まだ満足しない」と前向きだった。

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2013年11月25日のニュース