松山6位 次戦勝って賞金王だ「凄く意識している」

[ 2013年11月25日 05:30 ]

7番、バンカーからの第3打を放つ松山英樹

男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス最終日

(11月24日 宮崎県宮崎市 フェニックスカントリークラブ=7027ヤード、パー71)
 松山英樹(21=東北福祉大)は70で回り、通算3アンダーの6位に入った。賞金王の行方はカシオワールド・オープン(28日開幕)以降に持ち越しとなった。66をマークしたルーク・ドナルド(35=英国)が、通算14アンダーで2位に6打差をつけ、04、05年のタイガー・ウッズ(37=米国)以来となる大会4人目の連覇を果たした。

 スコアボードを見るたびに、首位のドナルドとの差は広がるばかりだった。それでも、松山は18番パー5で2オンに成功。約15メートルのイーグルパットを外したものの、バーディーで締めくくり6位でフィニッシュした。

 「納得のいくプレーはできなかったけど、いい順位で上がることができたのは良かった」。1番で3メートルを打ちきれず、2番では5メートルのフックラインをスライスと読み違うなどグリーン上で苦戦。「グリーンが速かったり、傾斜がきつかったりして難しかった」。賞金ランクで2番手の金亨成(キムヒョンソン)が2位、3番手の片山が3位に食い込み、ライバルたちは賞金王獲得へ望みをつないだ。金亨成は「絶好調だし、チャンスはあると思えてきた」と話した。

 ただし、その金亨成とは約4924万円差あり、依然、優位な立場にいるのは変わらない。次戦のカシオ(28日開幕)で優勝すれば史上初のルーキー賞金王が決まる。「凄く意識している。(賞金ランク上位者は)みんな調子がいいので、しっかりやらないと逆転される可能性もある。勝てるように頑張りたい」と気を引き締めた。

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2013年11月25日のニュース