ボルト 17年に引退!?東京五輪「姿は見せたい」

[ 2013年11月22日 21:31 ]

来日し、報道陣の前で得意のポーズを決める陸上男子短距離のウサイン・ボルト

 陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で27歳のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が22日、東京・国立競技場で記者会見し、2020年東京五輪に向けて「7年後は遠く、17年での引退も考えている。20年五輪では、走らないとしても姿は見せたい」と話した。

 契約スポーツメーカーのイベントのためこの日、来日した。今季は8月の世界選手権で個人2種目に400メートルリレーを合わせた3冠を達成し「とてもいいシーズンだった」と満足感を示した。

 17歳の桐生祥秀(京都・洛南高)らに期待されている100メートルでの日本人初の9秒台突入には「努力すれば何事も可能だ。自分も来季はけがをせず、特に200メートルで記録を狙いたい」と意欲をのぞかせた。

 会見後は1時間ほどの陸上教室で約200人の小学生とリズム感を養うための動きなどをした。その後の質疑応答で「どうしたら速く走れるか」と問われると「野菜を食べて練習をしっかりすること」と答えた。

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2013年11月22日のニュース