サトウ日本3連敗 世界一ブラジルに第2セット23―25も

[ 2013年11月22日 20:47 ]

<日本・ブラジル>第3セット、越川(左端)のスパイクがブロックされる

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)男子大会第3日は22日、東京体育館で行われ、開幕連敗の世界ランキング17位・日本は同1位で2連勝のブラジルと対戦。ゲーリー・サトウ監督は21日「正直に言って日本は他の5チームよりレベルが落ちるが、1セットを取れば何か起こる可能性がある」と語っていた。

 その第1セット、2―5とされたところで、日本が最初のタイムアウト。その後、石島のアタックなどで3連続ポイントを挙げる場面もあったが、17―25で失セットした。

 第2セット。高橋が大会初出場した日本は、4連続ポイントで12―13と1点差に。星川のサービスエースで14―14とし、会場は大歓声に包まれた。その後も15―15、16―16、17―17、18―18と進む大接戦。だが、23―23から連続失点で惜しくも連続失セットとなった。

 第3セットも、松本の速攻が決まるなど前半は8―8と健闘。だが、ブラジルがジリジリ地力を発揮し、日本は10―15と引き離される。その後も差を縮めることはできず、18―25。20日のロシア戦に続くストレート負けで3連敗となった。

 ▼ゲーリー・サトウ日本監督の話 強敵のブラジルに対し、うまく戦ったと思う。エキサイトする試合だった。調子のいい者から使うため、起用する選手は毎試合変更している。 
 ▼レゼンデ・ブラジル監督の話 サーブが機能し、いい試合になった。新監督になって1年目の日本は今、チームをつくり直している最中だと思う。1試合の結果ではなく、長期的に見ていきたい。

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