日本 男子グラチャン黒星発進、地力の差…米に1―3

[ 2013年11月20日 05:30 ]

<日本・米国>第1セット、スパイクに手を伸ばす石島(16)

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会は19日、京都府立体育館で世界ランキング17位の日本は4位米国と対戦し、2セットを奪われた後、1セットを奪い返したが、第4セットで競り負け、1―3で敗れた。ロンドン五輪金メダルのロシアは同3位のイタリアに1―3で敗れて黒星発進となった。大会は4年に1度開催され、今回は日本、ロシア、ブラジル、イタリア、米国、イランの6チームが総当たりで争う。

 日本は、北京五輪覇者の米国にひと泡吹かせようと挑んだが、「注意深くゲームに入り過ぎた」(サトウ監督)と序盤から攻守両面で苦しんだ。体格で上回る米国にブロックの上から強打を叩き込まれた。簡単に2セットを連取されたが、福沢が「(相手に)必ずできる隙を見逃さないようにしたい」と話していた通り、粘り強さを取り戻した第3セットは好サーブに速攻を絡めて食らい付き、いら立つ強豪からミスを誘って奪い返した。しかし、粘りもここまで。終盤に地力の差を痛感させられた。

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2013年11月20日のニュース