東京五輪大会推進室 障害者スポ施設設置へ検討示唆

[ 2013年11月19日 05:30 ]

 政府の20年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室は障害者スポーツ専用のナショナルトレーニングセンター(NTC)を設置するため、国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)を視察した。平田竹男室長は「候補の一つ」と今後、具体的な検討に入る考えを示した。環境整備には大規模な増改築が必要となる。リハビリセンターは、敷地内に医療施設のほか陸上競技場やプールを備えており、障害者スポーツの用具開発も支援。昨年のロンドン・パラリンピック前の合宿でも利用された。平田室長は「ハード面だけでなく、医療や介護などソフトの機能とノウハウが大変役立つ」と説明した。

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2013年11月19日のニュース