藍 パット苦しみ21位…今季未勝利の“元凶”

[ 2013年11月19日 05:30 ]

米女子ゴルフのロレーナ・オチョア招待の最終ラウンドで、ファンの声援に応える宮里藍

USLPGAツアーロレーナ・オチョア招待最終日

(11月17日 メキシコ・グアダラハラ グアダラハラCC=6626ヤード、パー72)
 今季未勝利の宮里藍(28=サントリー)は3バーディー、2ボギーの71で回り通算3アンダー、285の21位に終わった。レキシー・トンプソン(18=米国)が通算16アンダーで10月のサイム・ダービー・マレーシアに続く今季2勝目、通算3勝目を挙げた。4位となった朴仁妃(25)が、韓国選手として初の年間最優秀選手に確定した。

 最終18番。2メートルのバーディーパットが左に切れるのを見届けると宮里は空を仰いだ。勝負どころで決められず「今週を象徴するようだった」と苦笑いを浮かべた。

 昨年までの3年間、1ラウンドあたりの平均パット数はすべてツアーで4位以内に入った。しかし、今季はここまで19位。宮里が「決断力を意識しているが、迷いはある」と言うように、読んだラインに自信を持てないことがあるようだ。それでも、好調のショットは「言うことなし」と手応えをつかんでいる。09年から毎年米ツアーで勝利を重ねてきたが、今季は未勝利。「来週はこのショットを生かしたい」と21日から始まる今季最終戦、タイトルホルダーズ(米フロリダ州、ティブロンGC)で有終の美を飾る決意を見せた。

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2013年11月19日のニュース