日本女子がアジア王者タイに3―0で2勝目 木村は18得点

[ 2013年11月15日 20:57 ]

<日本・タイ>第1セット、スパイクを放つ木村

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)女子大会第3日は15日、東京体育館で行われ、日本はアジア王者のタイと対戦。日本が3―0で勝ち、2勝1敗とした。

 平均身長は両チームとも174・9センチで、第1セットから一進一退の攻防に。一時は15―16とタイにリードを許した日本だったが、木村のサーブや石井のスパイクなどで加点し25―20で振り切った。

 第2セットも接戦。17―19と日本が2点のビハインドを許す場面も。だが、ここから日本が追い上げ24―24の同点に。木村のスパイクが決まり勝ち越すが、直後に連続失点し25―26。今度は日本が同点に追いつき再び木村が勝ち越しスパイク。タイも粘り27―27となるが、迫田のバックアタックでセットポイント。そして最後はやっぱりサオリン。29―27で2セット連取に成功した。

 第3セットもタイが4―2とするなど、序盤から激しい戦い。ここでも迫田の強烈なバックアタックなどが決まり、日本が20―16とこの試合初めて4点の差をつける。その後、タイが差を詰める場面もあったが、25―22で日本が押し切った。14日の会見で「日本らしいバレーボールを追求していきたい。タイ戦に向かってベストを尽くす」と語っていた真鍋政義監督。その言葉通りの展開となった。

 16日はドミニカ共和国、17日にはブラジルと東京体育館で対戦する。

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