東京五輪セミナー開く　統括部長「大会を成功に導きたい」

東京五輪オリエンテーションセミナーであいさつするＩＯＣのフェリ五輪統括部長

　２０年東京五輪の開催準備について協議する初の実務者会議「オリエンテーションセミナー」が東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで開かれ、今回の責任者を務める国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のフェリ五輪統括部長が「互いの役割を理解し、大会を成功に導きたい」とあいさつした。日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長は「安心、安全で確実な大会を約束する」と決意を表明した。

　≪野球＆ソフト復帰は微妙…≫ＩＯＣのデュビ競技部長は、レスリング存続で確定した２０年東京五輪の実施２８競技について「最大２８競技に変更はない」と話した。バッハＩＯＣ会長の今後の方針次第という含みを残しつつも、野球とソフトボールの追加は現時点で難しいとの見解をあらためて示した。