ＩＯＣ会長がメッセージ　東京には「大きな責任」

オリエンテーションセミナーで、ＩＯＣのフェリ五輪統括部長（右）と握手する東京都の猪瀬直樹知事。中央はＪＯＣの竹田恒和会長

　２０２０年東京五輪の「オリエンテーションセミナー」で１４日、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長からのビデオメッセージが冒頭に紹介され「みなさんには大きな責任がのしかかっている。世界のアスリート、五輪ファンの期待に応える必要がある」と大会成功への強い期待を述べた。

　東京の運営能力については「多大な自信を持っている。格別な大会を開催できるのは間違いない」と信頼を寄せた。今後の大会準備では「ただ会場を整備すればいいというものではない。あらゆるものを活用して世界に、青少年に五輪の価値観を伝えてほしい」と訴え「２０年への旅路をともに歩んで参りたい」と、ＩＯＣと東京との強固な連携の必要性を強調した。