日本 新戦術機能せず 米に完敗、ブロックに屈する

[ 2013年11月14日 06:00 ]

米国に敗れ肩を落とす日本

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第2日は13日、名古屋・日本ガイシプラザで行われ、世界ランク3位で昨夏ロンドン五輪銅メダルの日本は同2位の米国に1―3で敗れ、1勝1敗の勝ち点3となった。センターを1人にし、アタッカーを4人を配置する新戦術「MB1」は機能せず、米国の組織的なブロックに対応できなかった。15日は東京体育館でタイと対戦する。

 日本は第3セットに大幅にメンバーを入れ替え、センターの岩坂が速攻やブロックで得点を奪い、1セットを取り返したが、最後まで平均身長1メートル86・5と日本の平均より11センチ高い米国のブロックを攻略しきれなかった。大会直前の米国との合同練習ではセンターの代わりにアタッカーを増やすMB1を試しており、この日はセンターの代わりに入った迫田が徹底マークされた。真鍋監督は「課題が明確になった。もう少し連係を正確に合わせないと崩せない」と分析した。

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