琴欧洲 休場、大関転落も 土俵で左肩痛め、三角巾でつる

[ 2013年11月12日 20:41 ]

三角巾で左腕をつり支度部屋を後にする琴欧州

 西大関・琴欧洲(30)が、カド番で臨んでいる九州場所3日目の12日、小結・松鳳山に寄り倒された際に左肩を痛めた。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は4日目以降の出場について「明日(13日)の朝、本人と話して考える」と述べ、休場の恐れも出てきた。休場して負け越せば、関脇へ転落する。

 同親方によると、土俵下に落ちた際に肩を強打し、肩鎖関節の亜脱臼の可能性がある。「痛みがかなり強いようだ。触った感じで、肩鎖関節が浮いている」と説明した。支度部屋を訪れて応急処置を施した日本相撲協会関係者は「外れていた肩を入れた」と語った。

 部屋の若手力士によると、打ち出し後に病院へ行った。左腕を三角巾でつるして福岡県久山町の部屋宿舎に戻ってきた琴欧洲は報道陣の問い掛けに応じなかった。

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2013年11月12日のニュース