日本スポーツ仲裁機構 滝沢のW杯全戦出場の申し立て棄却

[ 2013年11月12日 06:00 ]

 日本スポーツ仲裁機構は、フリースタイルスキー男子スキークロスの滝沢宏臣(40=日建総業)が今季のW杯の出場1枠をめぐり、全日本スキー連盟(SAJ)の方針を不服として全戦出場を求めた申し立てを棄却したと発表した。

 SAJはW杯開幕2試合に滝沢と、10月末の国際連盟のポイントで滝沢を上回った選手が1戦ずつ出場し、成績上位者を第3戦以降に派遣する方針。しかし、滝沢側は昨季W杯で自身が国別出場枠を獲得した経緯から優先出場権があると訴えた。仲裁機構はSAJの方針には合理性が認められると判断した。

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2013年11月12日のニュース