松山 順調回復!フルショットも背中の「痛みない」

[ 2013年11月12日 06:00 ]

練習ラウンドを行った松山。練習場では左打ち。18番ではウオーターショットも

 背中痛で離脱していた松山英樹(21=東北福祉大)が11日、三井住友VISA太平洋マスターズ(スポニチ後援、14日開幕)出場に向け会場の静岡・太平洋クラブ御殿場コースで練習ラウンドを行った。

 松山は練習場で約1時間ショットの感触を確かめた後、インの9ホールを回った。コース状態を入念にチェックしながらのラウンドで、18番パー5ではグリーン手前の池からウオーターショットも披露した。背中の状態については「大丈夫だと思う。違和感は取れないが、痛みはない。今の感じなら出られると思う」と好感触を口にした。

 米ツアーのCIMBクラシック(マレーシア・クアラルンプール)で背中痛が悪化し、強行出場したHSBCチャンピオンズ(中国・上海)は第2ラウンド前に棄権。今月1日に緊急帰国した。検査では骨などには異常が見つからず、治療も行わなかったという。

 9日にアプローチの練習を再開したばかりで、フルショットは帰国後この日が初めてのため「あすの状態を見ないと。出られるかどうかの不安はある」と慎重だが、11年にツアー初優勝を飾った大会で復帰することになりそうだ。

 ◆松山28位 男子ゴルフの10日付最新世界ランキングが発表され、松山英樹は前週から1つ上がって28位となった。小田孔明は94位、片山晋呉は111位、石川遼は118位、藤田寛之は122位。1位のタイガー・ウッズ(米国)、2位のアダム・スコット(オーストラリア)ら上位に変動はなかった。

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2013年11月12日のニュース